常盤コウのSF(少し不思議)ブログ

〝少し不思議〝な小説紹介!!

第五回 詩羽のいる街 後編

 

 

最初に

さてさて、後編です。

詩羽のいる街 (角川文庫)

詩羽のいる街 (角川文庫)

  • 作者:山本 弘
  • 発売日: 2011/11/25
  • メディア: 文庫
 

 

 

3日前に、小説を読んで、私のもう一つのSFポイントを当ててみて下さい‼️

 

と、言ったことを覚えていますか?

 

覚えてないですね(笑)

 

怒ってないです。

私もそういう人間ですから(笑)

 

こういう人間で無かったら、もっと人生が楽であったと、週に8回は思ってますね。

 

 

さてさて、

山本弘先生の

”詩羽のいる街”

その後編です。

 

 

SFポイント

早速SFポイントです。

今日はSFポイントが長くなる予定ですので、前置きを短くしていきます。

 

さてさて後編のSFポイント、それは

 

”詩羽のネットワーク網”

 

前編と同じように、これだけでは何を言っているかわからないですね。

 

最後まで読んでいただければ

絶対にわかるので、安心してください。

 

前編で書いた通り

詩羽は人と人とを繋げて生きています。

 

そして”デート”と称して、街で悩んでいる人を見つけては、様々な人々との交流を通して、やりたい事に向き合わせて、人と結びつけて、人々を幸福にします。

 

この時に会う人々は、全て過去に詩羽が

デートをした人々です。

 

皆、過去に悩み事があり、詩羽と過ごす中で自分の望みと向き合うことで、幸福を手に入れています。

 

そして、幸福を手に入れた

その後に詩羽に協力するようになります。

 

これが詩羽のネットワークです。

(ネットワークって単語は本編では、出てこないです。私が勝手に作りました)

 

詩羽はこのネットワークを使って、

様々な人という歯車を組み合わせて、さらなる幸福を生み出します。

 

このネットワークが拡大する様は、小説中でもしっかり表現されています。

 

この小説は大きく4章で構成されています。

 

どの章も、詩羽は出てきますが

”デート”の相手は異なります。

 

前編のあらすじで出てきた

漫画家の卵である飯塚陽生は

1章のデート相手です。

 

一方、2章からは別の人物

(自殺志願者の女の子)が

詩羽のデート相手なのです。

 

そして2章で詩羽とのデート中に

ある人物が出てきます。

その人物とは、1章の飯塚陽生。

 

陽生は、女の子との交流を通して

彼女を幸福にする手助けをしていくのです。

 

そう、皆さんお気付きの通り

陽生も詩羽のネットワークに無事

組み込まれています。

 

この小説は、これで終わらずに

この自殺志願者の女の子は

この後3章にも4章にも重要ポジションとして出てきます。

 

3章のメインキャラクターも

最後の最後に重要な役割を得ます。

 

これ以上言うとネタバレ警察に捕まりそうなのでやめときますね(笑)

 

こーいうの好きなんですよね。

ジョジョ』みたいに各章の主人公が

別の章に登場するのって

 

若い時は慌てふためく場面でも、

歳と経験を重ねて冷静に対処するなんて成長を見せた時は最高です‼️

 

この小説はそういうのが好きな人に

超、超オススメです‼️‼️  

 

 

おわりに

実際に詩羽ってそばにいて欲しいなぁって思います。

 

誰しもがこのアイディアを実行できたらなぁ〜って思うこと、ありますよね。

 

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そしてそれは、案外簡単に出来る事だと思います。

 

この小説を読んで、今私の頭に浮かんでるアイディアも、案外出来るかも‼️

 

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そう思えたなら、この小説を読む価値は

十分あります。

 

そして、実行に移してみて下さい。

 

案外うまくいくものですよ。

 

私もこのブログをこうして書けているわけですし。

 

少しは説得力が出たかな?

と、思います。

 

 

話は変わりますが、最近”イラストや”の

使い方を覚えました。

 

今回から何点か使用してみたのですが、いかがだったでしょうか?

使い方がまだまだムチャクチャなのは自覚しています(笑)

 

まだまだ始めたばかりの当ブログですが、だんだんと技術が向上しているのを感じます。

 

始めた時は文字の拡大とかもわかってなかったですしね(笑)

 

それにしてイラストやって万能ですね。

本当に何でもあります。

 

ふと町を歩くと、いたるところにイラストやの画像があることを知りました。

 

今後も使っていきます。

イラストやをパソコンのお気に入りに登録しましたし(笑)