常盤コウのSF(少し不思議)ブログ

〝少し不思議〝な小説紹介!!

第七回 春にして君を離れ

 

はじめに

今回は海外の小説です‼️

 

というのも私は、海外の小説も好んで読みます。

 

しかし過去6回を振り返ると

そこには一つも海外のモノがないじゃないですか‼️

 

これはバランスが悪い。(笑)

 

小学校の図書館の本棚も

ハリーポッターとかダレンシャンとかがあるからバランスが取れているんです。

 

司書さんもそういうの考えてるんですよ、きっと

 

………

 

考えすぎですかね(笑)

 

いや、きっと考えてます‼️

 

メッチャ脱線しましたね(笑)

 

さてさて、今回の小説は

アガサ・クリスティー 

”春にして君を離れ”

 

 

 

まず表紙がいいですね。

この小説をよく表したというか。

 

何が?と思うかもしれないですが、

それはこのブログを最後まで読めばわかります(笑) 

 

あらすじ

主人公である主婦のジョーンは幸福な人生を送っていた。

 

夫のロドニーは弁護士。息子たちも有力者になるなど、まさに”順風満帆”

しかし、娘の病気見舞いを終えてバグダッドからイギリスへ帰ることに。

 

そこで旧知の友人、ブランチと出会う。

そしてジョーンはそれをキッカケに考えるのであった。

 

自分のやってきた

”家族を幸せにするために家族に強制してきた事”

が、本当に家族のためになってきたのかを…

 

SFポイント

アガサ・クリスティーといえば…

そうミステリーですね。

 

しかし、今回の小説は

ホラーです。

 

あらすじを読んだだけだと、なぜこの小説がホラーなのか、わからないですよね

 

今回のSFポイントはズバリそこです。

 

”一見するとホラーに見えないのに気がついたらホラー”

これです。

それでは説明して行きます。

 

この小説は9割が主人公である

ジョーンの回想です。

 

そしてその内容というのが

”あの人を思って、ムリヤリ人生をいじったけど、それは本当にその人のためなの?”

というものです。

 

主人公の夫は弁護士をしていて、

仕事は成功しています。

つまり世間的には勝ち組なわけです。

 

しかし夫は最初から弁護士を目指していたわけではありませんでした。

 

最初は農園を築いて暮らそうとしていたのでした。

 

そこをジョーンが”矯正”して弁護士にさせたのでした。

 

同じことを家族全員におこなっていきました。

 

回顧をする前は、ジョーンは自らの行為を絶対に正しいと思っていました。

 

しかし回想を続けるうちに

実は皆は私のせいで不幸になったのでは?

という不安に取り憑かれていきます。

 

そしてジョーンは次第に家族に対して

取り返しのつかないことをしたのでは?

と自らを責め始めます。

 

徐々に話の雲行きは暗くなっていって…

 

この一見すると主婦の回顧録であり

エッセイのように見えたものが

気がつけばホラーになっているのです。

 

この辺の誘導のウマさというか

徐々に本腰が入っていく所は

流石ミステリー作家という感じです。

 

前にも書きましたが、私はミステリー作家だけどホラーを書いたというような

”本業じゃないジャンル”が大好きなので

今後も書くかもしれません。

 

おわりに

今回は完全に趣味について書きます。

 

常盤コウの趣味は山ほどあります。

その中で今熱いのは

”野球”です。⚾️

 

私が応援してるのは

北海道日本ハムファイターズというのは

前にもお話ししたと思います。

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そこファイターズがメッチャ調子いいので書きたくなりました(笑)

 

セリーグも10.5ゲーム差とかだったのに

追い上げてきましたね〜

 

混戦なのは見ていて楽しいです。

 

しかし、私が野球ファンになったのは

実は去年の10月です。

 

それまでは野球なんてドラマの開始時刻を遅らせる存在だと思っていたくらいです。(今はなかなかそんな事もないですが)

 

急に野球観戦に目覚めた理由は

またどこかで書こうかと思いますが、

 

とにかく今シーズンは熱いです‼️

 

皆さんも是非球場へ‼️

 

………

本当は今絶好調のファイターズについて詳しく書こうと思ってましたが、

字数がかさみ過ぎですね(笑)

 

それに読書カテゴリーで何書いてるんだか(笑)

 

ただ、今後も書きますけどね

 

今回はこれで終わります

 

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